湿度 カビ
快適に暮らせる仕様
Specification
熱交換式ダクトレス換気
長期的に換気量を確保
住宅の高気密化によって24時間換気の重要性が大きくなり、第一種換気を採用される事が多く。多くのメーカーから第一種換気システムの商品が発売されています。しかし、多くの商品がダクト式の換気システムです。ダクト式とは、天井内に掃除機のホースの様な管を張り巡らせ熱交換機を通じて吸排気を行う方式です。ですが天井内に管がある為、室内の空気を吸い込んだ時に埃や湿気も同時に吸い込むので、管内部に付着した埃を除去することができません。埃が付着しその後、湿気がその埃に付着しカビが発生し管がそういった汚れで段々と細く、まるで人間が「動脈硬化」を起こしてるかのような状況になり、計画通りの換気量を確保できるか疑問です。
そこで、ラピアスデザインでは、ダクトレスの換気システムを採用しています。ダクトが無いので「動脈硬化」を起こすリスクが全く無くなり、長期的に換気量を一定量確保する事が可能になります。
熱交換換気とは
屋外に排出する空気(排気)から熱を回収し、外気を室内に取り入れる(給気)時に、その熱を再利用する換気方法のことです。
外気温を室温に近づけてから室内に給気するため、冷暖房費の削減、快適性向上が期待できる換気方法です。住宅の気密性・断熱性が高い住宅には必須の設備の1つと言えるでしょう。
熱交換で快適な室内環境
ダクト式の第一種換気システムなら1か所に集中させて機械内部で室内空気と屋外の空気の熱エネルギーを交換し、室温に近い温度で室内に吹き込んでいます。ダクトレスの場合は、管が無いので空気が集中する場所を作る事ができません。
そこで、1台で吸気と排気を交互に行うことで熱交換をさせる事が可能になりました。
仕組み
偶数台設置を基本とし、約40秒ごとに吸気と排気の交互運転を続けながら換気と熱交換を行います。高温多湿の日本の気候に適した全熱交換タイプ、熱交換素子は水洗いも可能なアルミニウム製です。
大風量と静音性
フクロウの羽根に学んだセレーション技術を採用。
鉄道のパンタグラフや飛行機のフラップなどにも採用されており、気流の渦を小さくすることで空気抵抗、騒音の軽減に成功した技術です。
これにより大風量タイプながら騒音値を抑えることが可能になりました。
臭いやウイルスを制御
安全性の高い植物由来成分(イチョウ葉や五倍子等の抽出物)が主剤のフィルターを採用。
菌、ウイルス、ダニやスギ花粉等のアレル物質、カビ等を抑制するほか※1、消臭効果※2も確認できています。
※1 製品表面に付着した有害物質(菌、ウイルス、アレル物質、カビ)を抑制するものであり、感染予防等の効果を保証するものではありません。
また、すべての菌、ウイルス、アレル物質、カビに対して同様の試験結果が得られるとは限りません。
※2 試験対象:アンモニア、酢酸等
耐久性・抗菌性に優れた熱交換素子
アルミニウムの表面には多数の凹凸が地層のように重なる加工を施しています。
この処理によって表面積を広げ、細孔に似た役割を持たせると共に非常に小さい水の気体分子を吸着させます。
交互に給気運転と排気運転を繰り返すことで水の分子が吸着と脱着を繰り返し、湿度の交換を行うことができます。
より高性能なフィルターも
他にもお家の立地や周辺環境、ご希望の空気質に応じて選べる高性能フィルターを幅広くラインナップ。
アースプラス™フィルターの他、室内用4種類、室外用2種類から選択可能。
織り込まれたプリーツ部分は広げると面積が開口部の約13倍(F9,F7,M5フィルター)に。風量を落とさず、耐久性も確保しました。