長寿≠健康
- sakanote0708
- 2018年4月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2018年4月19日
日本は、長寿大国といわれています。
しかし、=健康と単純に考えることができないのです。日本の医療費は毎年1兆円づつ増加しています。長寿大国と同時に世界的にも優れた医療技術・医療環境が整った日本は他国であれば亡くなっていてもおかしくない状況でも日本であれば生き延びることができるという事です。
少子高齢化の今、少子化対策と同時に考えなければならないのが『健康で長寿』を真剣に考える必要があるとおもいます。健康であれば、仕事もでき働き手の維持や収入が増える事で経済が活性化する好循環になります。そこで重要なことが住宅の性能も『健康で長寿』を考える上で重要なことになります。
2008年9月に安全な住環境に関する研究会が高断熱住宅に住む100件340人を対象に健康影響調査を実施し、2008年12月~2009年1月にも700件2,400人を対象に同様の調査を行いました。そこで興味深い結果を見た政府が健康維持増進研究委員会として2009年9月~2010年に掛けて累計24,000人分の調査結果をまとめています。
断熱等級3(G3)~断熱等級5(G5)と区分し「断熱グレードと改善率」・「健康改善率に対する各因子の寄与割合」などのグラフを見たのですが、その結果は明らかでグレードを上げれば改善率は上がっていました。健康改善は1人や2人なら奇跡といして扱われるでしょう、しかし24,000人分の%をうごかすということは、奇跡として片付けられない結果が出ています。
日本でか考えられない法律が実際にアメリカの北東部では州法として定められています。
メイン州 20℃ ニューハンプシャー州 18℃ バーモンド州 18℃ マサチューセッツ州 昼20℃夜17℃ コネチカット州 18℃ ニューヨーク州 20℃夜13℃ ニュージャージー州 20℃ ペンシルバニア州 昼18℃夜15℃
以上のようにそれぞれ室内の最低温度が定められています。下回ると瑕疵となり法令違反になります。
高気密高断熱住宅は省エネでもあると同時に健康住宅にもなるということです。
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