住宅で求める事はいろいろあると思いますが、担保されたこととして「快適性」があると思います。「快適性」と一言でいっても程度は様々です。
ストレスのない生活を送る事も快適性だと思います。
ここでいう快適性は「性能」です。
「性能」とは、断熱性能や気密性能のこと。
タイトルの「気密の重要性」ですが、気密は建物の隙間を数値で表したものです。
チラシやHPなどで「高気密高断熱住宅」と書いてあるのを見たことありますか?
「高気密高断熱」といってもこれも程度は様々、規準となる数値が定められていないのが現状です。いってみれば「弊社比」でいつもの仕様より上回っていれば「高気密高断熱」とうたっても法律に抵触する事がないのです。
「高気密高断熱」と聞けば、「冬は暖かい」「夏は涼しい」と快適なんだと勝手に思い込んでしまいがちですが、実は「そうでもない?」と疑ってみることが重要だと思います。
さて、本題に入ります。
「気密の重要性」です。
前述のとおり気密(相関隙間係数)は建物の隙間がどのくらいあるか表した数値です。
1m×1mの面積の中にどれくらいの隙間があるか実際に建てている現場で機械を使って計測します。
一般的な住宅の場合
1m×1mの面積に5ⅽ㎡の隙間が存在しています。
LAPIAS DESIGNの住宅の場合
1m×1mの面積に0.5ⅽ㎡以下の隙間が存在します。
LAPIAS DESIGNでは、測定時に0.5ⅽ㎡/㎡以上の数値がでるとそれ以下になるまで隙間を探し改善するまで工事をストップさせます。
といっても、一度も0.5ⅽ㎡/㎡以上の数値が出たことがないです。なので実質気密測定が原因で工事ストップなんてことありません。平均で0.23ⅽ㎡/㎡なので余裕で下回っています。
なぜ、ここまで隙間にこだわるのかと言うと
隙間が多く存在するとどうなるでしょう?
寒い寒い冬
家の中に居るあなたは、何をしますか?
厚着をするかもしれませんが、限度があります。
あまり着すぎると動きにくいですよね
なので、あなたはきっとエアコンやストーブのスイッチを押すと思います。
でも、その家は大きな窓がたくさんありその窓という窓が全て全開に開放されています。
閉める事はできません。( ´∀` )
当然、暖まる事ありませんよね。
それと同じなのです。
隙間は少ない方が良いに越したことないのです。
さすがに窓全開は大袈裟ですが、40坪程度の家ならハガキ10枚程度の隙間が家中に散らばっています。ラピアスデザインの最低基準がハガキ1枚です。
実際は0.23c㎡/㎡平均なのでハガキの半分以下という数値にです。
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