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LAPIASDESIGN

【必読】シロアリ対策は十分?ハウスガードシステム

大切な家をいろいろなリスクから守る必要があります。

台風や地震などによる自然災害、風化など経年劣化、害虫による被害

これらのリスクから大切な住まいを守る必要がありますが、台風や地震などは耐震等級などによって対策されています。風化などの経年劣化は年々、建材のレベルが上がり劣化も対策され続けています。害虫も工法や建材によってリスクは昔にくらべ減っています。


今回は害虫被害について詳しく書いてみたいと思います。

※必ず最後まで読んでください。途中だと十分な理解ができません。


今回は害虫被害=シロアリとして書いていきます。


シロアリ対策で多いのが基礎パッキンと呼ばれる部材を土台(木)と基礎(コンクリート)のい間に挟み込むことが多くあります。基礎パッキンの厚みは約2cm程度です。コンクリートと木の間に発生する結露を防止することでシロアリ対策になっています。

基礎パッキンなしで直にコンクリートと木を触れさせてしまうと結露を起こし、木が腐りシロアリ被害が発生してしまうリスク、腐ることで木自体の耐久性が損ない構造体として機能しなくなってしまうリスクがあります。なので、基礎パッキンを間に挟み込むことはかなり有効的だと考えます。基礎パッキンもメーカーにもよりますがシロアリの保証が付く製品もあります。


では、この基礎パッキンを使っていれば問題ないのでしょうか?


答えは十分とは言い切れないと考えています。


シロアリは暗く湿った環境を好み、明るく乾燥した環境では生きていけません。

基礎パッキンを使用することで基礎内部は湿気はかなり排除できます。当然、基礎内部は暗いので明るくすることは難しいです。

しかし、シロアリが生きていく条件を満たさないので効果はあります。


ここで考えてもらいたいのがシロアリはどのようにして基礎の上にある木材を食べてしまうかです。


まず、土の中に生息しているシロアリがどのように建物に入っていくかです。

侵入経路はいくつか考えられます。

①建物に沿って物を置いている(給湯器なども含む)

②基礎の繋ぎ目・水抜き穴

➂給水・排水の配管

この経路だと思います。


①の経路

給湯器などの裏はお湯をつくるため結露を起こすリスクも伴います。また機器によって影をつくり暗い環境になります。ほかにもスダレ、キャンプ用品、生活するための物を建物に寄り掛かって置いている場合、暗い環境をつくります。


②の経路

基礎は通常、コンクリートを2回に分けて流し込み、基礎を造ります。そこに繋ぎ目が生じてしまいます。シャーペンの芯程の隙間でもシロアリは侵入できます。


➂の経路

生活するために水廻りは絶対あり、その給排水のための配管も絶対必要になります。給排水管とその周りのコンクリートに隙間が生じた場合、土壌と繋がってしま侵入を許してしまいます。コンクリートは初期段階で乾いて固くなりますが、年々少しづつ収縮していき配管との間に隙間ができてしまいます。


この①から➂の経路を使って基礎内部への侵入を許してしまうことになります。

でも、前段で述べた基礎パッキンを使っているのでそこから上へは上がってくることがないと考えれます。

とは言え、シロアリも苦労して基礎内部にせっかく侵入したのにここで易々と諦める訳もありません。シロアリは自ら暗く湿った環境を作り出し、更に侵入していきます。


シロアリの秘儀『蟻道』

蟻道(ぎどう)という道を作って、更に上へ上へ進んでいきます。

この蟻道は土と体液を使ってトンネルを作って体が乾燥しない道をつくります。


出典元:株式会社テオリアハウスクリニック

この蟻道によって基礎パッキンまで到達できます。

更に、蟻道で基礎パッキンも乗り越えることが判ってきています。


出典元:株式会社アイジーコンサルティング


ん~基礎パッキンでは十分ではないですね。。。


これだけじゃないんです。

シロアリ秘儀『空中蟻道』

シロアリは何も壁に沿って上がるだけじゃないんです!


出典元:有限会社ダイキョー


はい!空飛べます。

飛んではないんですが、空中にも蟻道を造れてしまいます。


ここまできたら木は食べられますね。

でも、防蟻工事を行って新築されると思いますので、5年間は大丈夫?でしょう

でも、床下(基礎内部)は5年に1回メンテナンスはできますが、壁の中も木ありますよね?柱や梁

出典元:(株)サンコーすまいる

リフォームのタイミングで壁を捲ったらこんな感じってこの業界あるあるです。

さすがに壁の中は5年に1回できませんよね?


あとは、怖いのが最近多い、基礎断熱です。


出典元:株式会社カネシン

断熱材と基礎の間に道を作って基礎内部に侵入してしまいます。断熱材があることで蟻道の発見が遅れてしまうリスクもあります。断熱材が基礎の外側でも内側でも基礎と断熱材の隙間が生じることには変わりないので注意が必要です。


ラピアスデザインではこれらのリスクはハウスガードシステムを採用することで大幅にリスクを減らすことができます。実際、1.8万棟以上で採用されていますが、被害はゼロです。


気になった方はこちら↓


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