日本の住宅で最も多く建築されてる木造です。
木造、字の通り構造部分は木で出来ています。
この世界は本当によく出来ていて、化石燃料を燃焼して発生する二酸化炭素や生物が生きる上で排出される二酸化炭素を吸収して成長します。
その二酸化炭素を吸収した木を使って住宅を建築します。
無秩序に木を伐採すれば単に自然破壊になります。しかし、計画的に森を育て、計画的に伐採をすれば地球環境を守ることにもなるのです。
1本の杉が1年間に吸収する二酸化炭素量ってどれだけかわかりますか?
例えば樹齢80年の杉であれば14kg
この14kgは、家庭用乗用車1台が1年間に排出する二酸化炭素量が約2300kgです。1台の家庭用乗用車に対して165本の杉が必要になります。
木は成長するときにより多くの二酸化炭素を吸収します。ある程度体積を持つところまで育った若い杉は10~20年くらいが一生の間でもっとも二酸化炭素を吸収し、そこをピークに段々と吸収量を下げていきます。
この10~20年のサイクルで植樹→育てる(吸収)→伐採→利用を繰り返すことができれば最も効率よく二酸化炭素を吸収をしていくことになります。
その木を利用した木造住宅は、燃えない限り二酸化炭素を再び大気中に放出することがありません。
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